友人との友情を第一に考えていた祖父の葬儀

友人との友情を第一に考えていた祖父の葬儀

私の祖父が死んだのは、もう何年も前の話で、その前にも後にもいろいろな方の葬式に参列している。
だが、私は今でも私の母方の祖父の葬儀が一番印象に残っており、「葬儀」という言葉を聞くと必ず
その時の風景が思い浮かぶくらいである。
亡くなる前の祖父は、既に癌の末期に入っており、意識がハッキリしているうちにと色々な人に連絡を
とり、いろいろな段取りを進めていました。
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その中に、”自分の葬儀に関すること”というのがあり、内容はただ1つ、皆の前に出てお経をあげるのは
お坊さんではなく最後まで仲の良かった3人の友人に頼みたいということでした。
その意図は、結局葬儀の業者もきちんと把握をしてくれた上、3人の友人も全員が「彼がそれを望んだのなら」
と承諾をしてくれて、実際に実現することとなりました。
当日、少しぎこちなく、慣れない感じではありましたが3人は大声を張り上げてお経を読み進めてくださり、
親族である我々ですらその永年の友情に感謝と感動を覚えるほどでした。
本来お坊さんがいるはずの、写真と棺桶の真ん前に陣取った3人の老人は、祖父の良き理解者であり、
お坊さん以上に祖父の安らかな眠りを祈ってくれていました。
私は後にも先にもあのお葬式より印象に残るものはないと断言できます。